カテゴリー「J. Tillman」の8件の記事

2009年10月30日 (金)

J. Tillman Year in the Kingdom その2

さて、明日は来月からの展覧会の陳列。来週末の地元でのグループ展の搬入までにもう1点作品を完成させなければいけないのだけれど、ようやく少し終わりが見えてきてホッとしてきたところ。ブログの更新も中々出来ないでいるのだけれど、もう少ししたらガツガツやれるかなぁ…。

さて、前回紹介したジョシュ・ティルマンの新作『Year in the Kingdom』のUK盤を入手したので、早速そちらを紹介することに。

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Bella Union からのUK盤はWestern Vinyl からのUS盤と同じくゲイトフォールド仕様の紙ジャケ仕様。

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画像左側が前回入手したUS盤。UK盤はシュリンクに貼られたステッカーの大きさが少し大きいのと、ゲイトフォールドの仕様が少し異なっている。US盤は内側からディスクを取り出す方式で、表ジャケット側のポケットも何も入っていないのだけれど、一応ポケット状になっていた。UK盤は表ジャケット側は糊付けされてしまっていて、裏ジャケット側のポケットは筒状で外側からも内側からも取り出せるようになっている。前作では微妙な大きさの違いなどもあったけれど(そのときの比較記事はこちら)、今回は大きさも同じ。ただ、表ジャケット側のポケットが糊付けされているためか、若干UK盤の方が薄く感じる。前作では一体どこが限定仕様と思わせる限定盤を出した(その時の記事はこちら)Bella Union だけど、今回は反省したのか?限定仕様はなし。残念なような、ほっとしたような(笑)。ただ、今回もやっぱり値段も安いし、若干造りがしっかりしているUS盤がお勧めと言うことになるだろうか。

さて、今作はアナログ盤も久しぶりにリリースされることになっていて、US盤は11月にリリース予定のようだ。すでに発売中のUK盤と合わせて、入手し次第またことらで紹介する予定である。

Year in the Kingdom Year in the Kingdom

アーティスト:J. Tillman
販売元:Western Vinyl
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アーティスト:J. Tillman
販売元:Bella Union
発売日:2009/10/13
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Year in the Kingdom [Analog]

アーティスト:J. Tillman
販売元:Western Vinyl
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2009年10月 5日 (月)

J. Tillman Year in the Kingdom その1

今年の1月に『Vacilando Territory Blues』をCDリリースしたジョシュア・ティルマンが早くも新作『Year in the Kingdom』を9月にリリースした。早くもといっても前作はCDでのリリースこそ今年の1月だったけれども、もともとは昨年の秋にデジタルリリースされていた物だから、ほぼ1年ぶりの新作と言うことになる。今作も前作同様、アメリカではWESTERN VINYL からイギリスではBella Union からのリリースとなっている。当初アメリカでは9月8日にリリースとなっていたけれど、どうもリリースされたのは9月25日頃だったようだ。Bella Union からは9月28日にリリースされたようである。

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こちらはWESTERN VINYL からリリースされた物。前作同様デジパックサイズのゲイトフォールド仕様の紙ジャケ。シンプルながら美しいアートワークである。ただ、前作同様歌詞カードはないのが残念である。

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ディスクも随分とシンプルなデザインとなっている。今後アナログ盤と7インチのシングルも追ってリリースされるようだ(Bella Union からはCDと同時リリースでアナログもリリースされているようなのだけれど、ちょっと本当にアナログも同時リリースされているのかは確認できていない)。

前作は13曲も収録されていたけれど、今作は全9曲の収録。この人の作品はやや陰鬱な雰囲気をまとっていたりもするけれど、今作では随分と透明感を増して、リラックスした印象を受ける。必要最低限の楽器の音と、ティルマンの歌声。静謐で厳かな神々しさを感じる作品である。いつもこの人の作品を聴くと想うのは、自分は本当にこの人の歌声が好きなのだなぁと。なんとも形容しがたい魅力的な歌声の持ち主である。興味を持たれた方は彼のマイスペースのサイトで是非試聴を。

ついでにこの記事はタイトルにその1とあるように今後Bella Union 盤、アナログ盤とまだまだ続いていく予定である(笑)。

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アーティスト:J. Tillman
販売元:Western Vinyl
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2009年5月 4日 (月)

J. Tillman DOCUMENTED

さて、少し落ち着いてブログの更新を。一体どの作品から取り上げようか迷ったのだけれど、とりあえずブログ復活?大1弾は今年に入ってからのお気に入りアーティストジョシュア・ティルマンの2006年のEP『DOCUMENTED』を。

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Keep recordings からリリースされたこの2006年のツアーEPは300枚限定で、手造り感覚あふれるCD-R盤。

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裏ジャケットに手書きでナンバリングが施されている。

収録内容は自主制作アルバムの『I Will Return』と『Long May You Run, J. Tillman』から2曲ずつ、そしてこの2006年にフランスのFargo からリリースされたアルバム『MINOR WORKS』に収録された楽曲のデモ・バージョンを3曲の全7曲収録となっている。

自主制作のアルバム2枚はFargo から2枚組で再発されているので、このEPでしか聴けない音源は『MINOR WORKS』からの『Crooked Roof』、『Jesse's Not A Sleeper』、『Take Care』の3曲のデモ・バージョンということに。しかし、このデモ・バージョンもアルバムのレコーディング時のメンバーと同じ人が参加しているので、それほど大きな変化はない。R盤だし、コレクター向けのアイテムと言うことになるだろうか。

ところで、このEPであるが、300枚限定でライブ会場などで販売されていたと言うことで、今頃に入手可能だろうかと少し心配したのだけれど、検索してみると、Keep Recordings のサイトを発見。おぉ、6ドルだと喜んで購入ボタンをクリックしてもまったく反応は無く…。やっぱりもう完売しているのかなぁと思いながらよくよく観てみるとどうやらこのレーベルは現在なくなってしまっているようで、残った在庫の商品をAbandoned Love Records というレーベルが代理販売していると言うことが判明。さっそくこちらにメールを送ったら、まだ在庫があるということでオーダー開始。しかし、待てども待てども届かない。仕方ないので届かない旨をメールしたら、もう一度再発送をしてくれてようやく無事に入手することが出来た。しかも、ショップの人が、届かなくてすみません、お詫びにちょこっとフリーCDとかもいれておきましたと、何枚かAbondone Love Records の商品を同梱してくれたのが嬉しかった。時々このブログでも書いているけれど、これまでにも海外から商品を購入して届かなかったり、別の物が届いたり、不良品が届いたりと言うトラブルが意外と多くて…。その度に対応がまったく違っていて、今回のように親切な人もいれば、まったく逆の場合もあったり。今回もこれはもう届かないかなぁと半分諦めていたので、無事に再送された物が届いた時は嬉しく思ったのと同時にホッとした気持ちになった。

しかし、2006年に300枚限定でリリースされたこのEP、私が入手した物には73というナンバーが…。うーん…。そんなに売れなかったのだろうかこのEP…。

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2009年2月10日 (火)

J. Tillman その5

さて、一体何時まで続くのかと少し飽きが来てしまった方も居るかもしれないけれど、今回もジョシュア・ティルマンの記事を。

前回の記事でBella Union からリリースされた最新作『Vacilando Territory Blues』のUK限定盤を取り上げた。カタログ番号がBELLACD186X という商品で、当初は限定デジブックバージョンと謳われていたものだけれど、結局届いた物はUS盤と同仕様で、一体どこが限定仕様なのかと首をかしげてしまったのだが…。しかしどうしても腑に落ちないので日本のアマゾンに入荷されたUK通常盤のBELLACD186を購入してみたのである。その結果は…。

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シュリンクに貼られたステッカーや裏ジャケットなどにBELLACD186と印刷された通常盤。一見、前回の限定盤と同じように見えるのだけれど…。

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左端の画像では右側が限定盤、左側が通常盤。一見同じように見えるのだけれど、よく見るとジャケットの紙質が異なっている。真ん中の画像でお判りいただけるだろうか?画像の右側の限定盤は若干テクスチャーのある紙なのに対し、左側の通常盤はツルっとしたテクスチャーの無い紙が用いられている。そして一番の違いはジャケットの構造。どちらもゲイトフォールドの紙ジャケだけれども、限定盤はUS盤と同じように、表ジャケット側、裏ジャケット側の両方が内側から取り出せるポケットになっている。しかし、今回の通常盤は表ジャケット側にはポケットは存在せず、糊付けされているだけである(右端の画像は通常盤の上に限定盤を載せて撮影)。この構造の違いにより、通常盤は限定盤に比べて全体に薄っぺらくなっている。

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インナーとディスクに関しては通常盤も限定盤も同じ。

結局BELLACD186X の限定盤はWestern Vinyl からリリースされたUS盤と同じ仕様の紙ジャケになっているのだけれど(微妙にジャケットの大きさが違ったり、紙質は違うけれども…)、通常盤はそれよりも少しだけ簡易なつくりになっているというわけである。あまりにも微妙な違いだからほとんど差異はないのだけれど、ほんの少しだけ限定盤の方が凝ったつくりになっているかと。しかし、個人的にはUK限定盤よりもUS盤の方がジャケットもほんの少し大きいし、背表紙も手書き文字だし、紙もザラっとしているし…良いように思うのだけれど…。どうしてこんな無駄な購入をと思われる方も居るかもしれないけれど、自分としてはこれですっきりと納得できたので無駄ではなかったかと。それにこういう微妙な違いのある格国盤を集めても良いくらいこのジョシュア・ティルマンのことがお気に入りになってしまっているのだから…。

Vacilando Territory Blues Vacilando Territory Blues

アーティスト:Josh Tillman
販売元:Western Vinyl
発売日:2009/01/27
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Vacilando Territory Blues Vacilando Territory Blues

アーティスト:J. Tillman
販売元:Bella Union / Hostess
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2009年2月 8日 (日)

J. Tillman その4

さてまだまだ続くジョシュア・ティルマンの記事であるが、今日は前回のUS盤ではなく、UK盤の最新アルバム『Vacilando Territory Blues』を。

Bella Union からのUK盤にはデジブックバージョンの限定盤があるようで、それをどうにか入手しようと思い、ASIN番号を元に日本のアマゾンで注文をかけたと言うことは前回の記事に書いたとおり。ところが、その後調べているとなんだか今まで限定盤と表記していたサイトの限定盤の表記がなくなっていたり、HMVのUKサイトでは、そのカタログは無くなりましたという表記が…。なので、アマゾンのUKサイトでは限定盤の表記のあるカタログが在庫ありとなっていたので、結局アマゾンUKで注文することに。無事に商品発送のメールも届き、安心していたらなんと、アマゾンUKのサイトでも限定盤の表記が無くなってしまっていた。もしかしてと一抹の不安を抱えながら昨日届いた商品を開梱すると…。

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なんだか外観は前回のUS盤と同じ仕様のような…。もしかしてポケットに豪華ブックレットが入っているやも…?

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ところがポケットの中身もUS盤と同じ。裏面が黒一色のインナーの紙質がUS盤と異なり、ツルっとしたペラペラの紙である。

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US盤との比較(左の画像は上段がUS盤。右の画像は下段がUS盤)。違いはジャケットの大きさと背表紙のロゴ、裏ジャケットのバーコードの位置くらいだろうか。US盤は通常のプラケースよりも少し大きなサイズだったのに対し、UK盤は通常のプラケースと同じ大きさの紙ジャケ仕様。ジャケットの紙質もUS盤がかなりザラッとしていたのに対し、UK盤はあまりザラザラしていない。背表紙の文字もUS盤の方が大きく、全体のデザインに統一して手書き文字となっている。

外側のシュリンクに貼られたステッカー、そしてジャケットに印刷されているカタログ番号は当初限定盤とされていたBELLACD186X 。うーん、結局最初は豪華パッケージを予定していたのだろうけれど、発売直前になって取りやめになってしまったのが真相だろうか?それとももしかしてBELLACD186が限定仕様!? 追記:結果として一応BELLACD186Xがほんの少しだけ豪華?パッケージであることが判明)いやいや、そんなはずは…無いと思うけれど…。限定盤の仕様を期待していただけに届いた商品には少しがっかりなのだけれど、でもまあ、アルバムの内容は本当に素晴らしいものだし、ゲイトフォールドの紙ジャケもプラケースよりはずっと素敵だし、これはこれで良かったことにしておこうか…。

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続いては『ISLE LAND』というEP。最新アルバムに収録されている『Vaciland Territory』、『Vessels』、『Barter Blues』、『No Occasion』の4曲の映像を収録したDVD。アメリカではSonic Boom Records のサイトで取り扱われているのだけれど、残念ながら日本への発送を行っていない。どうしようかなと思っていたら、イギリスのBella Union のサイトでも販売が開始されたので早速そちらで注文してみた。届いたDVDにはBELLADVD185 と言うカタログ番号が印刷されている。Sonic Boom Records で取り扱われている物はまた別のカタログ番号になっているのだろうか?それとも同じBella Union 盤なのだろうか?

ヴァッション島で撮影されたこの4曲。基本的に夜の野外で固定されたカメラの前でジョシュアがギターを弾き語りながら歌っている情景を収めたフィルムである。カメラが動くこともズームアップすることも無く、一見するとただ淡々と撮られているように観える。しかし、最後の『No Occasion』を歌い終わった後のジョシュアのガッツポーズからは、どれだけ彼が神経を研ぎ澄まし、集中して弾き語っていたのかが垣間見えるようだった。

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2009年1月30日 (金)

J. Tillman その3

さて、またまた今日もジョシュア・ティルマンに関する記事を。今月半ばにリリースされた彼の最新作『Vacilando Territory Blues』のUS盤を入手したので早速紹介することに。このUS盤、なぜかアマゾンなどのサイトではjosh tillman と入力しないとヒットしなかったりするけれど、届いたCDには普通にいつものようにJ. Tillman と印刷されていたりする。

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Western Vinyl からリリースされた今回のUS盤は通常のCDケースのサイズより一回り大きなサイズの紙ジャケ仕様。ザラっとした紙に印刷されたゲイトフォールドのジャケットは両ポケットが内側から取り出すタイプ。少々ディスクなどが取り出しづらいのだけれど、前作に続くモノクロのジャケットがとても美しい。ゲイトフォールドの内側には自身の手書き文字でそれぞれの楽曲のミュージシャンを記載。

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ポケットにはそれぞれむき出しのディスクとカードが封入されている。カードには録音担当者やマスタリング担当者などのクレジットが記載されている。それによるとジャケットのドローイングやデザインのコンセプトは彼自身が担当しているようだ。いつも掲載されていた歌詞が今回は掲載されていないのが残念だけれど…。

さて、昨年に3度のレコーディングセッションを行ったというこのアルバム。どうやらスムーズに運んだわけではなく、最終的にマスタリングの直前に再レコーディングされて今回の完成形を見たようだ。これまでの作品にはなかったホーンなどが加わった荒々しくも力強い楽曲も収録されていて、いつもの静かな作品とは少し印象を変えている。アルバムタイトルのVacilando はためらう、迷うという意味のスペイン語vacilar の現在分詞なのだろうか?

イギリスやヨーロッパではBella Union からのリリースとなり、そちらにはどうやらデジブックバージョンの限定盤も存在するようなのだが、どうにも日本のオンラインショップではそのあたりがはっきりとしない。アマゾンやHMVではこのBella Union 盤が2種類掲載されているのだけれど、どちらが限定盤であるのかの表記がされていない。アマゾンに問い合わせてみたところ、どちらが限定盤かはわからないが、ASIN B001L5NV90のカタログ番号がbellacd186で、もう一方のASIN B001KEVQXAのカタログ番号がbellacd186x だという。おそらくUK盤などの場合限定盤には末尾にXやLがつくので、bellacd186x が限定盤だと思うのだけれど、イギリスのアマゾンには限定盤の表記がされているのだけれど、そちらのASIN番号はB001L5NV90と日本のアマゾンの回答と一致しない…。しかし、いろいろと検索をかけてみるとどうやらASIN B001L5NV90がどうやらbellacd186x のようで…。とりあえず失敗覚悟でASIN B001L5NV90をオーダーしてみてみることに(アマゾンUKから購入することも考えたのだけれど、いくら円高と言っても今回は日本のサイトから注文する方が少し安かったもので…)。来週中には届かないかなぁと思っているのだけれど、どうなることやら…。

しかし、この作品。届いてすぐにプレイヤーに入れ、再生ボタンを押した次の瞬間には自分にとって名盤であることが判明。もうなんというのだろう、この第一声の音、空気を聴いた瞬間に自分の中の生理的な部分でものすごく心地よくがっちりと組み合わさってしまったのだ。これはまた当分彼の音楽から逃れることはできなさそうである…。

Vacilando Territory Blues Vacilando Territory Blues

アーティスト:Josh Tillman
販売元:Western Vinyl
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Vacilando Territory Blues Vacilando Territory Blues

アーティスト:J. Tillman
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Vacilando Territory Blues Vacilando Territory Blues

アーティスト:J. Tillman
販売元:Bella Union
発売日:2009/01/12
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2009年1月24日 (土)

J. Tillman その2

さて、ここのところすっかりお気に入りで聴き続けているJoshua Tillmanなのだけれど、当初今月12日にリリース予定だった5枚目のアルバム『Vacilando Territory Blues』はアメリカでの発売元のWestern Vinylのサイトでは現在発売中のようであるが、イギリスでは現在彼が参加しているバンド、フリートフォクセズや、ミッドレイクの作品もリリースしているBella Unionから今月末ごろにリリース予定で、どうやらデジブックバージョンの限定盤も出る模様。

さて今回は前回の記事で紹介できなかった彼の作品をもう少し取り上げることに。

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まずは2007年にYer Bird Recordsからリリースされた4枚目のアルバム『Cancer and Delirium』。モノクロのジャケットにティルマンの顔が浮かび上がっている。アルバムタイトルのようになんだか沈鬱なアートワークから内容が伺えるようなこの作品。とても静かで美しい。

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外側のシュリンクにステッカーが貼ってあるのだけど、それも透明のステッカーにグレーの文字と非常に地味なデザインではあるが、とても全体とマッチしているなぁと。二つ折りのインナーには歌詞も掲載されている。この作品はアマゾンなどのオンラインショップでも取り扱われていなくて、日本からだと発売元のYer Bird Recordsから直接購入するのが一番のよう。サイトはこちら。日本だと送料込みで15ドル。支払いはPay Palを利用。

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続いてこちらは2006年にフランスのFargoからリリースされた3枚目のアルバム『MINOR WORKS』のアナログ盤。シングルスリーブのジャケット。

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インナースリーブに歌詞も掲載されている。

地味ながらとても味わい深い作品で、こんな季節の夜によく似合う音楽である。作品のリリースがバラバラとしていて少し判りづらいし、店頭では見かけたことがないのだけれど、オンラインショップを利用すれば集めることも可能。自分にとってはどれも外れ無しの素晴らしい作品達で、もうすぐリリース予定の新作を手にするのが今から楽しみである。

Minor Works Minor Works

アーティスト:J. Tillman
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I Will Return/Long May You Run I Will Return/Long May You Run

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2009年1月 7日 (水)

J. Tillman

ある素敵なアーティストと出会って、その人の作品を深く掘り下げていくだけでなく、そのアーティストをきっかけに、似たようなジャンル、そのアーティストに関わっている人達と横に広がっていくことがある。イーグルスを知ってから、ジャクソン・ブラウン、J.D.サウザー、ジャック・テンプチン…と広がっていくように。今回取り上げるのは今年に入ってから知ったシンガー・ソングライター、Josh Tillmanと表記されることもあるJ. Tillman。昨年知ってすっかりお気に入りとなったアメリカのバンド、フリートフォクセズのドラマーである。ただし、彼がバンドに参加したのは昨年の5月の頃のようで、発売中のアルバムやEPのレコーディングには参加していないようだ。

ティルマンは2004年に自主制作のCD-R盤『I Will Return』を発表(2005年に100枚限定でKeep Recordingsから再発)し、2006年には『Long May You Run, J. Tillman』が同じくKeep Recordingsから150枚限定でリリースしている。その後2006年にフランスのFargoから『MINOR WORKS』をCDとアナログでリリース、Keep Recodingsから初期2作から2曲ずつ、『MINOR WORKS』に収録された3曲のデモバージョンを収録した300枚限定のEP『Documented』をリリース、2007年にYer Bird Recordsから『Cancer and Delirium』をリリース、フランスのFargoから初期の2作を2枚組CDにまとめた『I Will Return/Long May You Run, J. Tillman』を再発している。2008年には『ISLE LAND』というDVDシングルを作成、アメリカではSonic Boom Recordsで、イギリスではBella Unionで取り扱われているようだ。さらにこの1月12日には新作『Vacilando Territory Blues』がリリース予定となっている。

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まずは2006年にフランスのFargoからリリースされた『MINOR WORKS』。アメリカでは2008年になってリリースされたようだ。入手したのは2008年にFargoから再発売されたもの。スリップケース仕様になっているが、2006年の発売時と同じ仕様なのかは判らない。

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両面に印刷されたインナーが折りたたまれて収納されている。アートディレクションは本人が手がけている。

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続いて同じくフランスのFargoからリリースされた『I Will Return/Long May You Run, J. Tillman』。ディスク1に『I Will Return』を、ディスク2に『Long May You Run, J. Tillman』を収録している。こちらも2008年に再発された物で、Fargoのサイトに掲載されている画像とはジャケットの文字の表記などが少し異なっているので、2007年に発売された物とは仕様が若干異なっているかも知れない。

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なぜかディスク2の『Long May You Run, J. Tillman』は音が小さく、曲によってはノイズが入っていたりする。『MINOR WORKS』や『I Will Return』はアコースティックを主体としながら、幾つもの楽器が使用されているが、『Long May You Run, J. Tillman』は本人の手によるアコースティックギターの弾き語りを基本としているようだ。

ゆったりとして、地味な音楽ではあるけれど、とても心地良いメロディーで、ティルマンの声も非常に味わい深い。興味をもたれた方はマイスペースのサイトでぜひ試聴を。

フリートフォクセズから知ることとなった今回の出会い。また一人素敵なアーティストと出会えることができたことを感謝したい。

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アーティスト:J. Tillman
販売元:Fargo
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I Will Return/Long May You Run I Will Return/Long May You Run

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