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2008年12月27日 (土)

黒田硫黄 大日本天狗党絵詞

さて、ようやく昨日に一応の仕事納めと言うことになったのだけれど、まだまだちょっとやらなければいけない書類が残っていて…。体の方は微熱が出る程度なんだけれど、急に最近になって鼻水やらくしゃみやら…どうやらやはりインフルエンザだったのかなぁ…。

さて、取り上げたい作品が幾つかあったのだけれど、このブログではまだ取り上げたことがなかった漫画の作品を今日は取り上げてみることに。いい歳して漫画なんて読むなよ、と思う方も居るかもしれないけれども、未だにチョコチョコと漫画は読み続けている。音楽と似た感じで決まった作家の作品を追い続けているケースが多いのだけれど、今回取り上げる黒田硫黄さんもその一人。彼のことは何時知ったのかあまり良く覚えていないのだけれど、多分1998年のCOMIC CUEのカバー特集に収められた『あさがお』が初めての出会いだったと思う。奇妙な絵柄だなと言う印象を受けたような記憶があるが、初めて購入した単行本が短編集だったのか、今回の『大日本天狗党絵詞』だったのかは覚えていない。ただ、仕事帰りによく立ち寄ったヴィレッジヴァンガードで購入したことは覚えている。リアルタイムに購入した単行本は『茄子』以降。

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今年の10月から12月にかけて刊行された新装版。今回の新装版は全3巻で発売。この後に続いて『茄子』も新装版(全2巻)が刊行される予定。 

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こちらが全4巻の旧版。右側の画像では4巻のカバー見返しに作者の女装写真が掲載されている。思わず自分も作者は女性だったのか!と騙された。

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単行本のカバーを外すと新装版も旧版もビッシリと描きこみが。新装版には旧版のカバーに書かれていた文句が作者の自筆で書かれている。旧版の4巻(画像では左下)には物語のラストシーンから続く主人公の上半身が描かれているが、残念ながら新装版には収録されなかった。

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新装版の1巻には旧版に収録されていないカラー4ページの『かみかくし』が収録されている。また、新装版の3巻には巻末に書き下ろし5ページの『天狗党のころ』が収録されていて、連載当時の作者の様子を知ることが出来る。

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新装版には旧版に掲載されていたものはそのままほぼ収録されているのだけれど、残念ながら収録されていない部分もある。旧版第3巻の巻頭、登場人物紹介ページ(真ん中の画像)、同じく旧版第3巻の巻末に収録されていた『黒田硫黄写真帖』(右端の画像)は新装版に収録されていないようだ。

さて、新装版として新たに息を吹き返した黒田硫黄の始めての連載作品。筆を用いて描かれた独特の絵、大胆な構図にコマ割り。登場人物たちのセリフ。そして主人公シノブの生きかた。静かにそして大きく動き出す物語。まるで映画を観終わったような読後感をそのラストに味わえた作品である。旧版を購入してからもう、随分と経つのだけれど、時々何度も読み返してしまう作品で、今の住居に持ち込んだ数少ない漫画作品の中のひとつである。

大日本天狗党絵詞 1 新装版 (1) (アフタヌーンKC) 大日本天狗党絵詞 1 新装版 (1) (アフタヌーンKC)

著者:黒田 硫黄
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大日本天狗党絵詞 2 新装版 (2) (アフタヌーンKC) 大日本天狗党絵詞 2 新装版 (2) (アフタヌーンKC)

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大日本天狗党絵詞 3 新装版 (3) (アフタヌーンKC) 大日本天狗党絵詞 3 新装版 (3) (アフタヌーンKC)

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