あっという間に3月に突入。明日からまた忙しくなるなぁ…。
さて、本日はベン・フォールズの新作を2枚。まずは昨年のアルバム『Way To Normal』を基にした?『STEMS AND SEEDS』を。

2枚組のプラケース仕様で、裏ジャケットにはカタカナで大きく「ステムスアンドシード」と書かれている。


1枚が『STEMS』と言う名前でアルバムに収録された11曲の楽曲のisolated audio track とやらで、それぞれの楽曲のフォルダの中にベースやら、ストリングスやらの音源が入っていて、各自の好みでリミックスさせることができると言う物らしいが、新しいMac には最初からGarageBand と言うソフトが入っていて、それを使えば操作できるようである。ウインドウズマシンの場合は、別のソフトを使えば操作できるらしいけれど、ちょっと自分のマシンに入っているソフトだとどれを使えばよいのかが判らないし探すのも面倒くさいので、放置。もう1枚が『SEEDS』と名づけられていて、こちらはアルバムの11曲以外に、9曲の楽曲が収録と言う全20曲ものボリューム。9曲の内容は『cologne(piano orchestra version)』、『bitch went nutz』、『way to normal』、『free coffee town』、『lovesick diagnostician』、『frowne song(feeble anthem)』、『you don't know me featuring regina spektor(conan o'brien rehearsal』、『hiroshima(japanese version)』、『brainwashed』となっている。
さて、ディスク2の『SEEDS』であるが、こちらにもアルバムの音源丸々収録されているけれども、既発のアルバムの音源とは実は少し異なるらしい。オフィシャルサイトのベンのコメントによると、どうやらここ10年程の間に、レコードは圧縮され、よりラウドになってきたらしい(確かに昔のCDを聴くと、音が小さく感じるのはそのせいだったようで)。多くの人はこの圧縮されたラウドなレコードを好むけれども、また同じように好まない人も多くいると。『Way To Normal』は意図して圧縮されてラウドなものだったのだけれど、圧縮されていないバージョンを望むファンのために今回の『SEEDS』では圧縮されていない音源で構成されているようだ。ベンによると、圧縮されたレコードは、カーステレオやipod 、ラジオではよりよく聴こえ、圧縮されていないレコードはよりダイナミックで、上質のステレオ環境でよりよく聴こえるらしい(と言っても私の英語読解力はたかが知れているので間違いがあるかも…)。そういえば今年に入って発売されたジョン・フルシアンテの最新作のジャケットに貼られたステッカーにも似たようなコメントが書かれていたような…。ベン自身はアルバムのプロデューサー、エンジニアには最大限尊敬しているけれども、昔ながらの圧縮されていない音源を望むファンのために今回このような形でリリースすることに踏み切ったようだ。自宅のステレオもたいしたものではないのだけれど、確かに聴き比べると、既発のアルバムの音源よりも耳に優しく、心地良く聴こえる。もちろん、既発のアルバムの音も、アルバムの元気な内容には似つかわしいけれど、ちょっとノイズのように聴こえてしまう部分があったりしたし。収録曲も多いので、部屋で聴くにはこちらの『SEEDS』をこれからは聴くことになりそう。
さて、実はこのCD、画像を観て頂ければ表ジャケットにベンのサインが入っていることに気付かれるだろう。そう、このCDはショップで購入した物ではなくて、オフィシャルサイトのファンクラブに入会して入手した物。2月15日までに入会するともれなくこの『STEMS AND SEEDS』をプレゼントと告知されていて、てっきり『STEMS AND SEEDS』はファンクラブ会員限定CDと勘違いして入会してしまったのだ…。と言うことで、ついでに貰ったグッズも紹介しておこう。


貰った物はステッカー2枚と、会員証とケースに入った9枚のポストカード。ポストカードの写真は『cologne(piano orchestra version)』の収録中のスナップらしい。
さて、引き続いては日本独自にリリースされたベスト盤を。バンド時代を含めて活動15周年と言うことで編集されたベストアルバム『BEN FOLDS FILE』は、全18曲。限定盤のDVD付の2枚組バージョンも同時リリースで、こちらには11曲のPVが収録されている。発売前に収録予定とされていた再結成ライブからの映像は残念ながら収録されていない。もしかするとそのうちこの再結成ライブが映像化されるのかなぁ?

限定盤はデジパックになるのかなぁと思っていたのだけれど、通常の2枚組プラケース仕様ですこしがっかり。


収録楽曲にはベン・フォールズ・ファイブ時代のヒット曲はもちろん、ソロアルバムに収録されている楽曲や、限定EP3部作からや『金返せ』と『ヒロシマ-ステージからまっさかさま-』という2曲の日本語バージョン、アンジェラ・アキとの共作曲なども収録されている。やや、EP3部作を超プレミアのと表現していたり、すでに『STEMS AND SEEDS』が先にリリースされているのに、『ヒロシマ-ステージからまっさかさま-』を初CD化と表現したりと大げさすぎるあおり文句が鼻についてしまうけれど…。それと残念なのは過去の音源がリマスターされるかと期待していたのだけれど、結局されておらず(バンドのセカンドアルバムの音源のみ、過去にリマスターされた音源で収録)。そのうち、過去のアルバム全てリマスターされるのかなぁ?
と、少し不満が出てしまったけれども、それでもこうやって彼の楽曲を改めて振りかえると、やはり素晴らしいソングライターだなあとしみじみと思う。『ヒロシマ』の日本語も傑作だし(笑)。しかし、この後さらにアカペラグループとのアルバムのリリースも近いうちに控えているようで、一体どうしたのと言うこのリリースラッシュ。もちろん、最後までお供させていただきますとも…。
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